2013年03月29日

キプロス危機の原因となる2大銀行が犯した大罪


ライキ・キプロス銀行 ギリシャ国債保有高とその損失
20130328_ライキ・キプロス銀行のギリシャ国債保有高と損失.jpg

 

WSJ


預金封鎖で騒がせたキプロスの財政危機。 結局、2大銀行であるライキ銀行とキプロス銀行の大口預金者は
最大80%が踏み倒されることになりそうです。


この2大銀行がキプロス危機の原因を作った犯人ともいえますが、何を誤ったのか?


ギリシャ国債を大量保有していたことで国債価値が下がり、一気に経営破たんしたわけですが、この2大銀行、なんとギリシャ政府による
巨額財政赤字の隠蔽が発覚した2010年にギリシャ国債を買い増していたのです。


2010年の3月から12月までの間にライキ・キプロス銀行は約5億ユーロも買い増し(上のグラフ参照)。それが損失を膨らました結果となりました。


あれっ、そういえば、GDPの200%の巨額債務を抱えている破綻寸前の国債を『買い増している』の金融機関に似てますね。。。

キプロス、笑っている場合じゃない!

 

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posted by 小崎壮平 at 16:35| 政府債務問題・ヨーロッパ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月28日

祝キプロス預金封鎖解除、 海外決済できない意味とは?


cyprus_banks_afp.jpg
ECB/IMFからの救済支援に合意できたキプロスは12日間の預金封鎖で破綻・整理となる2大銀行を除き金融機関は午後12時にオープンします。

 


金融機関の機能停止で大混乱となったキプロス国民にとってこれほど待ち遠しいことはなかったでしょう。 しかし、金融機関が再開するからって『今までどおり』の銀行業務が再開される訳ではない。

 


つまり、銀行再開といえども、預金規制がそのまま行われるのだ。

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posted by 小崎壮平 at 16:58| ストレス(健全性)テスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月26日

なぜキプロスだけが預金を踏み倒されたのか?

 

EU財政支援額 (ギリシャ、スペイン、ポルトガル、アイルランド、キプロス)

 

EU財政救済_過去の救済額比較(ギリシャ、ポルトガル、スペイン、キプロス).gif
The Economist

 

財政破綻危機にあったキプロスのEUによる救済案が25日、まとまりました。


預金税はなくなりましたが、キプロスの2大銀行を破綻・整理させる。そして、10万ドル以上の高額預金者は最大で40%没収されることになりました。


上のグラフは、EU/IMFがEU財政危機国を救済した財政支援額グラフとなりますが、キプロスの救済額 100億ユーロというのは他の救済と比較しても微々たる物。


ギリシャは2度の救済によって2460億ユーロが支援され預金は保護されたわけですが、キプロスに限っては2大銀行の預金者のペイオフが実施されるという『異例』の救済となりました。

 

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posted by 小崎壮平 at 23:53| 政府債務問題・ヨーロッパ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月24日

アメリカは強いと言わざるを得ない『ある』資源グラフ

20130324_天然ガス価格 イギリス VS アメリカ.jpgBusiness Insider

上のグラフは天然ガスの価格をイギリス(赤)とアメリカ(青)
の違いをあらわしています。

2010年以降、イギリスの天然ガス価格が上昇しているのに対して、
アメリカは逆に天然ガス価格が下落している事実。

アメリカには資源が豊富にある強力なメリットがあります。

資源、電気、ユーティリティーにも影響がないアメリカは
本当に強すぎです。

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posted by 小崎壮平 at 18:32| 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月22日

キプロス預金税から考える国家破綻対策への教訓

キプロス金融機関の預金残高内訳(キプロス、ロシア、EU)

20130321_キプロス預金残高推移_国内_EU_ロシア内訳.png
Zero Hedge


ECB/IMFからの財政支援の条件として預金税を求められたキプロス共和国は、議会で預金課税案を否決。 そしてキプロスはロシアに財政支援を要請しました。


キプロスの金融機関にはロシア人の預金があるため、預金税を実施されればロシア人に大きな影響を与える。 上のグラフはキプロス金融機関の預金残高推移の内訳になりますが。

 

ロシア人の預金(緑線)は断続的に増加した一方、2010年以降、EUの預金(赤線)は減少。 つまりEUはキプロスから預金を引き出し逃がした。


2010
年以降、キプロスは危ないとして資金を逃がしたEU人は賢明であり、それに気づかなかったキプロスとロシア人が財産を失うことになった。続きを読む
posted by 小崎壮平 at 12:57| 日本問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月20日

ブッシュ政権の大罪:イラク戦争開戦前の4つの嘘

george-bush-dick-cheney-war-criminals.jpg

今から10年前の今日、ブッシュ大統領はイラク戦争を開戦しました。 この10年間でアメリカのブッシュ政権による情報捏造、操作が明るみにになりアメリカの信頼を大きく失うことになりました。 

イラク戦争の最大の理由となった大量破壊兵器は最終的には存在せず。 これも実は、イラクに大量破壊兵器は存在しなかったことは開戦前に分かっていたことで、ブッシュ政権は少なくとも4つの情報捏造を行っていたのです。
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posted by 小崎壮平 at 11:10| 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月19日

LAマラソン 42km走ったその先のゴールの感動

スタート地点 @ ドジャーススタジアム
20130318 171.jpg

昨日、2013年のロサンゼルスマラソンに出場しました。


マラソンの面白さというのは、


『結果』がすべてをあらわす、


というところにあると思います。


42.195kmを完走するという『結果』に、

たまたま「偶然」にとか、

「運が良かった」ということは

ありえないのです。


そのマラソンの結果、

何によってもたらせるのでしょうか?

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posted by 小崎壮平 at 15:46| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月17日

キプロス『突然』の預金封鎖で大騒動、日本はいつ起きる?


20130316_キプロス預金封鎖.png

地中海に浮かぶ小さな島国であるキプロスから世界に衝撃が走った。
EUとIMFからキプロスへの財政支援と引き換えに、全ての銀行預金への課税を決めたのだ。

キプロス政府は16日、全銀行口座から引き出しを制限する預金封鎖を開始。 銀行が営業を再開する19日までに議会が必要な法律を可決し課税する。

課税対象は預金額10万ユーロ以上は9.9%、そして小額預金は6.6%を一律課税するという(NY Times)

今回はギリシャでも起きなかった預金税(資産税)を課すという異例の事態だが、別に驚くことはない。
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posted by 小崎壮平 at 06:04| 日本問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月14日

EUの信用収縮はこれから... ヨーロッパの経済状況はアメリカより悪い?

アメリカとEUの総信用残高 対GDP比
20130313_EUとアメリカの総信用残高(対GDP比).png
Business Insider

上のグラフは、アメリカ(黒線)とEU(グレー線)の対GDP比の総信用残高の推移グラフですが、EU圏では全く信用収縮が起きていない。 これは少々、驚いた。
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posted by 小崎壮平 at 10:27| 政府債務問題・ヨーロッパ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月13日

もはやギャンブルの街ではなくなったラスベガス

ラスベガスのカジノとカジノ以外の売上比率グラフ
20130312 ラスベガス カジノと非カジノ売上割合グラフ.png
Business Insider

ラスベガスといえば「カジノ」の街、と想像される方が多いと思いますが、実は99年からラスベガスは「カジノ」以外の街となっていました。

上のグラフはラスベガスに占めるカジノ売上とそれ以外の売上比率の推移となります。 1990年にはラスベガス売上の61%がカジノでしたが、2012年現在カジノ売上は36%まで減少しました。

Sohei with Elvis_Small.jpg
カジノ以外のショー、ショッピング、レストランなどのカジノ以外が全体の64%を占めているわけですから、今やラスベガスはエンターテイメントの街というのが正しいようです。

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posted by 小崎壮平 at 14:47| ビジネス・マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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