2009年03月16日

ハーバード教授 大手銀行は破産させるべき

1月15日に紹介したパーバード大論文のKenneth Rogoff教授(前IMFチーフエコノミスト)が、PBSのインタビューに出演.あまりの先行きの暗さに愕然とさせられる衝撃的内容だった.この金融危機を解決させるためには、ほとんどの大手銀行を破産させないと、日本の失われた10年のように問題を先延ばしにすると指摘した.

PBS Kenneth Rogoff教授インタビュー
(3/17 PBSのEMBEDはうまく機能していないので、このリンクで見てください)

インタビュー概要:■ 現在の金融危機の問題は、銀行が大きくなりすぎた.ヨーロッパに国では、銀行の負債が国の経済規模の3〜4倍まで膨れ上がり、いざ銀行が破綻したら、国が救済できないくらいまでになっていた.

■ 今年のキーワードが「経済」であれば、来年は「政治」だろう.あまりに深刻な実態に人々が気づいたとき、不満が政治に向けられ、来年は中国、ロシア、ラテンアメリカなどで政治的に情勢が不安定になろう.

■ 現在のIMF資金を2倍にしても、現在のハンガリー、アイルランド、イタリアなど金融危機を救うため IMFは資金不足になる.

■ 今後3年間で8〜9兆ドルが必要.最終的に70年代のようなインフレが起こると思う.「ドルを印刷」することにより、ドル信用不安によってインフレがおきる.

■ ほとんどの大手銀行は、なんらかの形で破産させなければならない.オバマ政権の経済担当チームはすばらしいが、今のやっている一時的な銀行救済は成功しない.破産させ銀行が保有する不良債権を解消しなければ、日本のような失われた10年になる.


今後3年で9兆ドルだって?今の連邦銀行(FRB)の資産の4倍以上の資金が必要だということ.

アメリカが米国債は安全だと躍起になっていっているが、やはり中国が心配するようにドル安はさけられないのか.

posted by 小崎壮平 at 15:23| 金融機関 FDIC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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