2010年10月01日

チェンジ! from 茶会党



「大きな政府とオバマ反対」で全米に急速に広がっている保守派の草の根運動「茶会党(ティーパーティー)」への支持は27%にもなり、今度の11月に行われる中間選挙で共和党が下院の過半数を握ると予測されています。

バロンズのシナリオ
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Source: Barron's "A GOP House?"September272010

茶会党の誕生は、CNBCのリポーター、リック・サンテリ氏の放送中の発言だそうだ。彼が2009年の2月の放送で、「オバマ政権が住宅ローンの救済までするのは間違っている。(大きな)政府に反対する現代版ティー・パーティを開こうじゃないか」とまくしたてた。私はこの放送を見ていたが、驚いたことに、取引所のフロア・トレーダーたちが、「そうだ、そうだ」とはやし立てた。

このサンテリ氏の発言を聞いて、オバマ政権の景気刺激策や医療保険制度改革に不満を持つ保守系市民が茶会党を企画。去年から、ワシントン、ニューヨーク、フィラデルフィアなど全国各地で集会を開き、延べ25万人を集める運動に急拡大した。

Source: ウォールストリートジャーナル

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茶会党支持者の支持理由
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茶会党支持の主な理由

政府支出と債務削減: 29%
大きな政府と連邦職員の削減:25%

この茶会党は、増税を伴う医療封建制度や規制の拡充、金融機関や自動車産業などの企業救済を含む景気刺激策に対して反対、そして年末に期限が切れる「ブッシュ減税」の延長を求めている。

茶会党は、緊縮財政による債務削減を求める勢力とすればとても理解できますが、オバマ大統領をヒトラーやレーリンにたえる社会主義者みたいな広告はとってもマイナスだったと思います。


あと茶会党に聞きたいのは、アメリカで広がる所得格差の問題をどのように考えているのか、茶会党支持者に聞いてみたいです。

アメリカでは7人に1人(4360万人)は貧困生活者ですが、一方で100万長者(ミリオネアー)は2009年に16%増加し780万人となっています。
金持ちはさらに金持ちになり、貧しい人はより貧しくなるというアメリカ社会

2010年09月20日 7人に1人が貧困層のアメリカ、増える金持ち

茶会党が訴えるブッシュ減税を延長をすればますます所得格差が広がることになりますが、彼らはなんと言うのだろう?

それを考えると、ある程度の再配分は必要だと思います。

いずれにせよ、政治でここまで熱くなれるアメリカはうらやましい限りです。



追伸

冒頭の漫画をみておもうのは、日本でも「チェンジ」といい改革を訴えていた政党がありましたね。
あれから1年が経とうとしています。
posted by 小崎壮平 at 09:00| 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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