2010年10月12日

2012年に米商業不動産は崩れるのか?

Burning Platform
よると、今後10年で消費者の信用収縮により、借金をして消費をするアメリカの消費社会が変わるとみている。 

それにより、年間当たり5000億ドル消費が減少、その結果、小売業、商業不動産は苦しみことになると指摘。

 

商業不動産に関する興味深いデータがまとめられていたので、紹介したいと思います。


不動産ローン別 貸し出し残高

 

Source: Burning Platform

 

 

 

  • 2007年の商業不動産市場は6兆ドル (簿価、時価ではありません)
  • 商業不動産への融資は約3.5兆ドル
  • 2014年までに満期となる商業不動産ローンはおよそ1.4兆ドル
  • 商業不動産担保証券の延滞率は過去最高の9%を超える(過去12ヶ月で2倍以上)

 

商業不動産価格推移

 


商業不動産の平均価格は、42%下落しています。2007年に7兆ドルあった商業不動産価値は、現在3.5兆ドルにしかなりません。
3.5兆ドルの価値がある商業不動産に対して、商業不動産ローンはそのまま3.5兆ドル残ることになります。

2007年に不動産価値の約6割を融資していたのが、現在では100%近くローンが残っていることになります。
かなりの商業不動産ローンが焦げ付いていると予想されます。

そして恐ろしいことに、2014年までに1.4兆ドルの商業不動産ローンの満期がきます。

商業不動産ローン満期スケジュール

商業不動産ローンは、満期日に借り換え(リファイナンス)をおこなうことが前提となっていますので、
担保価値が残っていない限り、借り換えはできないことになります。

上のグラフは、商業不動産担保証券の満期スケジュールとなっています。
注目は、商業不動産のピークの2007年に融資されたローンが満期を迎える2012年です。

商業不動産、2012年はどうなるのでしょうか?

posted by 小崎壮平 at 02:16| 商業不動産/ローン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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