2011年12月01日

前ポールソン財務長官が秘密会合で漏洩した政府内部情報とは?



Bloomberg Marketsによると、ヘンリー・ポールソン氏が財務長官時代の08年に、ヘッジファンドのファンドマネージャーと秘密裏の会合を開き、政府系住宅金融のフレディマック、ファニーメイについての内部情報を漏らしていたことが分かった。

時はリーマンショックの2ヶ月前の2008年7月21日までさかのぼる。


全米5位の証券会社ベアースターンズが同年5月に破綻したことにより、サブプライム危機が懸念される中、政府系住宅金融公社のファニーメイ・フレディーマックの経営危機が噂されていた。

21日の朝、New York Timesの記者に対して、ポールソン財務長官は「フレディマック、ファニーメイの2社の調査をして健全であるということが証明された」と答えている。

しかし、同日ヘッジファンドファンドマネージャーらの秘密会合でポールソン氏は、フレディマック、ファニーメイの2社についてネガティブな発言をし、株式を売却することを話したという。

ポールソン財務長官は、公開情報と秘密会合とは、全く真逆の情報を伝えていたのだ。

ポールソン会合の2ヵ月後の2008年9月、フレディーマック・ファニーメイは米政府の管理下におかれ、普通株と優先株の配当が停止。

秘密会合の当時の2社の株価は、ファニーメイ14.13ドル、フレディーマックは8.75ドル。 それが、9月には、2社の株価は紙くず(1ドル以下)となった。

ヘンリー・ポールソン氏は、99年からゴールドマン・サックスの会長兼CEOを務め、06年から09年までブッシュ政権時に財務長官を務めた。

マックス・ケイザー氏は、「ゴールドマンサックスは、政府を支配している詐欺者みたいなものだ」と痛烈に非難していましたが、この指摘は間違っていない。

2009年07月21日 闇権力者 政府支配するゴールドマンサックス人脈

政府高官と力のある投資家との関係はそうしたもので、そのような秘密会合は一般的で、ごく一部の人間が重要情報をシェアし、世の中を支配している一面が暴かれた。



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ラベル:金融支配者
posted by 小崎壮平 at 10:15| 金融闇権力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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