2012年04月26日

アメリカを内部崩壊させる学生ローンバブル


学生、自動車、クレジットカードローン残高
Stuident Loan AutoLoan CreditCardLoan.jpg
Zero Hedge

NY連銀によると、2011年末の学生ローンの総額は8670億ドルとなり、今となっては自動車ローン(7340億ドル)やクレジットカードローン(7040億ドル)を上回ります。

2008年のリーマンショック以降、失業者の増加により教育需要が増加し、学生ローンが増加しました。

現在、約200万人の学生ローン保有者は60歳以上、850億ドルが滞納しているという。また、 米消費者金融保護局によれば、今年の3月で学生ローンは1兆ドルに達したとされています。(Bloomberg)

先日の記事に書いたとおり、アメリカの学生ローンは破産からも債務免除されないため、一生支払い義務が生じます。


2006年6月、大学生だったブリスキーさんは転落事故で死亡しました。 クレジットカードなど債務はすべて免除されましたが、KeyBankから融資をうけた3万ドルの学生ローンだけは免除されず保証人である親に未だに請求されているそうです。学校すら卒業できず亡くなりましたが、債権者であるKeyBankは
学生が亡くなったとしても支払い責任が親にはあるとして請求を続けているそうです(Business Insider

いまやクレジットカードよりも学生ローンが上回る時代ですが、この免除されないアメリカ人が一生学生ローンの返済義務に苦しめられる人が多数出てくると思われます。

ゴールドマンサックスも下記3点で学生ローンバブルの影響がでると指摘しています。
  • 貯蓄が失われる
  • 若い消費者や住宅購入者の重荷となる。
  • 融資の厳格化による貸し渋りリスクが増大する

政府の財政難によって急騰する大学の費用に、多額の債務を抱えて学生は卒業します。

社会にでて稼ごうと意気込む学生に対して、2人に1人しか仕事がない社会の現実にぶち当たります。

ろくな仕事がなく、永久的に多額の債務を抱え込むアメリカの学生。大学生には厳しい仕打ちが待っている。


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posted by 小崎壮平 at 15:34| 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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