2012年05月13日

銀行はヘッジファンドではない



先週、米大手金融機関JPモルガン・チェースがヘッジ戦略の失敗により少なくとも20億ドルの巨額損失を出したと発表し世間を驚かせました。
 
20億ドルもの損失を出したのはJPモルガンの株式は9.3%暴落し、同社の時価総額144億ドルが1日でぶっ飛んだ。


巨額損失を出したのはチーフ・インベストメント・オフィス(CIO)という部署で、コモディティ(商品)以外の幅広い金融商品の取引を制限なく行う権限を与えられているそうだ。

過去5年間でクレジットポジションが急速に拡大し、CIOは2010年末には3500億ドルの資産(JPモルガン資産 15%)を管理し、豊富な資金を使って投機的な取引を増やす方向へと変容していったとされます。

この過大にリスクをとって金儲けのためにやった失敗であれば、許されるわけにはいかない。

投資担当者は儲ければ多額のボーナスがもらえて、損失がでれば会社に負わすことができる。自分の報酬を増やすためには可能な限りリスクテイクし、大儲けることで巨額なボーナスをもらったほうが得なのだ。

しかし、これは銀行業がやる仕事ではない。銀行業は 預金者の資金をつかって融資をすることで、預金を健全に運営する責任がある。

銀行はヘッジファンドではない。


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posted by 小崎壮平 at 06:40| 金融機関 FDIC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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