2012年08月30日

ブッシュ減税と戦争で半分を占める米債務、共和党の減税は時代遅れ?

2019年までの米国債務の内訳
20120829_米国債務_内訳.gif
Washington Post

共和党のロムニーはブッシュ減税を延長すべきと主張していますが、もし延長した場合、2019年までのアメリカの債務の内訳が上のグラフになります。

2019年にはブッシュ減税とイラク・アフガン戦争による債務は全体の約半分を占めることになります。 2001年の財政黒字が最後に、ブッシュ減税による歳出削減がアメリカの財政を悪化させてきました。

「減税は経済にプラス」と信じられてきたわけですが、ブッシュ減税から10年間たって未だに減税効果はなかったということになります。



米信用残高(対GDP比)

2011年11月01日 債務問題は債務によって解決できるのか?


上のグラフは1923年から2010年まで米総債務(対GDP比)ですが、2001年の総債務は対GDP比で260%を超えていました。

ブッシュ減税とグリーンスパンによるウルトラ低金利によって、信用はさらに拡大させたことが100年来の経済危機を襲ったことになります。

2007年までの経済拡大はブッシュ減税ではなく信用拡大によってもたらされました。

一旦、信用収縮の波がおとづれれば、いくら減税しても意味がない。

共和党による減税を主張することは時代遅れといえそうです。 その結果、所得トップ1%に2.9兆ドルを与え、貧困から2.8兆ドルを搾取することになれば、アメリカをより不安定にさせるでしょう。

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posted by 小崎壮平 at 09:28| 米財政・国債・ドル・デフレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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