2012年11月16日

アメリカの住宅市場を支えたFHA(連邦住宅局)の資金枯渇危機

FHA 90日以上の長期延滞ローン件数推移グラフ
20121115_FHA 90日以上の延滞ローン.gif
WSJ

アメリカの住宅市場は底打ちし回復の兆しが見えていますが、1つ懸念材料がでてきた。 アメリカの住宅ローンを支えていたFHA(連邦住宅局)ですが、ローン返済の長期延滞ローンが増加したことにより、FHAが資金難に直面しているということです。

上のグラフをみてわかるように 90日以上の長期延滞ローンは74万件で、これはFHA保証の住宅ローン額 1兆ドルの約9.5%にあたります。

FHA住宅ローンは、2011年ローン発行額全体の3分の1を占めました。2008年のリーマンショック以降の連邦政府は住宅市場対策として積極的にローンのリファイナンスや融資をしてきましたが、そのツケが長期延滞ローンの損失としてFHAが追うことになります。

FHAは無期限の予算権限が与えられ、たとえ資金が枯渇しても議会承認なしに財務省から資金を受け取ることができます。

つまり、FHAが潰れることはないということになりますが、 万が一アメリカの財政問題で、FHAに資金提供できなくなれば、住宅ローンの供給ができなくなり、一気に住宅市場が冷え込むおそれはあります。

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posted by 小崎壮平 at 15:39| 不動産 住宅ローン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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