2012年11月21日

財政の崖から落ちればアメリカは『即』不況突入



アメリカでは2013年から減税停止と歳出削減が重なる「財政の崖」問題が取り上げられています。日本ではおそらく衆議院選挙ばかりの報道で、この問題についてはよく理解されていない方も多いと思います。

財政の崖 - 増税と歳出削減額
減税停止による増税額: 3880億ドル
歳出削減: 1720億ドル
財政の崖: 5600億ドル

もし、財政の崖が訪れれば3880億ドルの増税と1720億ドルの歳出削減が行われ、その合計額 5600億ドルが『財政の崖』となる。

20121120アメリカ財政の崖.jpg

5600億ドルがどのぐらい凄い額かというと、アメリカGDP(15兆ドル)の3.6%にあたります。 アメリカの経済成長率は2.0%だから、この『財政の崖』が起きたらアメリカ経済は単純計算でマイナス1.6%のマイナス成長になります。

つまり、減税や景気対策など政府支援がなければ、アメリカ経済は不況になるということです。

ついでにアメリカの財政赤字は1.1兆ドルです。 たとえ、この財政の崖のとおりになったとしても、6410億ドル(1.1兆ドル‐ 5600億ドル)までしか財政赤字が解消しないということです。


「財政の崖」が来ればアメリカは一気に不況となってしまうので、おそらく民主・共和の両党が合意すると期待しています。

しかし、税率から歳出削減までの項目まで案件はかなり複雑で、しかもこれらを年末までの短期間に合意しなければならない。

オバマ大統領は再選したはいいが、2012年も厳しいクリスマスを迎えようとしている。

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posted by 小崎壮平 at 14:30| 米財政・国債・ドル・デフレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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