2013年02月07日

アメリカの異なる住宅差し押さえ手続き、価格回復に影響する2つの不動産市場!

全米20都市住宅価格変化(前年比)
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Business Insider

アメリカの不動産市場は回復の兆しが見えていますが、各地域の差し押さえの法律によって不動産市場の回復が異なることはご存知でしたが?

住宅の差し押さえは裁判所判断(Judicial)か裁判外(Non-judicial)の手続きが異なります。

裁判外での差し押さえ処理(上グラフ:青棒)は、裁判所判断を待たずして債権者が容易に差し押さえをできます。

つまり、不良債権となった物件の売却が簡単に行え、投資家と債権者による売買が盛んに行われ住宅在庫の処理が早く行われます。住宅低迷となると価格は下がりやすい一方で、底値になれば不動産市場の回復は早く済みます。

一方、裁判上の差し押さえ(上グラフ:緑棒)となると、住宅オーナーは法律上有利に働きますが、差し押さえ処理は裁判所判断を待たなければなりませんので債権者は住宅在庫を抱えることになり不動産市場の回復は遅れます。

こう観ると、カリフォルニア、ネバダ州は極端に住宅価格が下落しましたが価格の回復は最も早い。逆に、裁判所判断をまたなければならないフロリダ州は価格回復が最も遅い都市となっています。

この広いアメリカ、法律によって不動産市場が2つに分けられているのも面白いですね。
posted by 小崎壮平 at 18:12| 不動産 住宅ローン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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