2013年02月18日

30年で80%消滅した北極氷河

北極氷河体積の推移 (1979年-2012年)
20130216_消える北極の氷河.png
Thinkprogress

北極の氷河が恐ろしい勢いで消えています。北極氷河の体積は1979年から80%消滅しました。

イギリスの専門家の調査によると、2003年から2012年までの間で北極氷河は、夏(9月)には36%減少。冬(4月)でも9%減少したという。


月別 北極氷河体積の推移グラフ
20130217_月別 北極氷河体積の推移グラフ.jpg
Thinkprogress

上のグラフで中心になればなるほど氷河が小さくなっていることを意味しているのですが、全体的に氷河の体積は減少傾向にあります。

注目は最も氷河が溶ける9月(黒線)ですが、このままでは夏には北極氷河が消滅する可能性が高いといわれています。

北極海 航海路
20120616_北極航路.png
The Economist

通常、夏でも北極には氷河があったため商業船は北極海を航海することができませんでした(上マップ 赤点線が過去夏の平均)。

しかし、北極の氷河が消滅してくれたおかげで、夏は北極海の航路をわたることが可能となりました(青、緑矢印)

これまでは南のスエズ運河やパナマ運河を使って大西洋、太平洋を渡らなければならなかったのが、北極海航路が使える事で運輸関係にはある意味の『革命』が起きました。



ただ、地球温暖化によって地球の氷が溶け出す。これは北極の氷河だけではなく、山岳地帯にある氷河も同じように溶け出しているということなります。

つまり、これまで山の溶け出した水を頼りにしていた『水の在庫』が消えているということなります。


去年、干ばつ被害で水不足となったテキサス州は、水利権を争って隣のニューメキシコ州とオクラホマ州を訴えました(異常気象の干ばつでアメリカ南部で起きている『水』を巡る争い)

これはアメリカ国内の州同士の『争い』なのでたいしたことはありません。

しかし国を横断する川では、川上の国が水のたくさん取り、川下の国は水不足で苦しむ。こんな地域では国同士で『水』を取り合いで戦争に発展するかもしれません。

今後の環境問題は『水』がポイントとなります。

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ラベル:地球温暖化
posted by 小崎壮平 at 03:18| 災害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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