
アメリカの週刊投資情報誌のバロンズ(2月18日号)は、一面の見出しにオバマ大統領の一般教書演説の写真を載せ「私についてきなさい。 我々はギリシャになるだろう」と、痛烈にオバマ政権を批判した。
同記事で、「もしオバマ大統領の政策を実行すれば、25年以内にアメリカは現在のギリシャよりも悪化するだろう」と指摘。
確かに議会予算局に資産によると、増税と歳出カットをしなければ、2035年には連邦債務は153%に達する。
2012年の年末、「財政の崖」問題では巨大な連邦債務からみれば0.6兆ドルの争いは雀の涙に過ぎないと当ブログでも指摘しました。
「もしアメリカの債務が今後も拡大し続ければ、アメリカは超長期的な不況か、恐慌になる可能性が極めて高い」とバロンズが指摘。
直ちに増税と歳出削減の実施が必要とバロンズは指摘したわけですが、債務拡大は問題であるという指摘は極当たり前です。
ただこの議論、アメリカより日本が先にいく。