2013年03月11日

ベルギー ブルッセルの超現実主義的『スリ』にあう!

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ベルギーの首都ブルッセルにやってきたました!




1000年を超える歴史を誇るブルッセルは、EU本部やNATOなどがある国際都市であり政治・文化面でヨーロッパの中心ともいます。


ベルギーといえば、ワッフル、ビール、チョコレートなど食べ物好きにはたまらない場所でもありますが、僕にとってベルギーといえば、現代美術を代表する画家であるルネ・マグリットの存在でした。


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マグリットは超現実主義(Surrealism)の画家で、僕が最も大好きな画家の一人だ。ブルッセルに着いて真っ先に向かったのはマグリット美術館でした。ここには若いころから代表作まで数々の作品が時系列で見ることができます。



 



マグリットの作品は対象を写真のように明確に描くのですが、表現されているのは、空中に浮かぶ岩、鳥の形に切り抜かれた空、青空の下にある街頭が照る街など不可思議なイメージ。


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「これはパイプではない」




リアルに描かれたパイプの下にフランス語で「これはパイプではない」と書かれている。「もし私がこれはパイプだ、と書いたらそれは嘘になる」とマグリットはいう。




 これはイメージ(ひとつの絵)であり、パイプではないのだ。



たしかに。。。


マグリットは、「目に見える思考」であり、世界が本来持っているミステリー(神秘・不思議)を描かれたイメージとして表現しているという。


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多くの人々には無視されている石がある。これは机とか椅子と同じように世界に存在している。
石を空中に浮かせることで、岩の存在に注目させていることも面白い。

 


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■ 感動のマグリット美術館を出てすぐ、

僕はiPhoneを盗まれました。




ブルッセルはスリが多いので注意したほうがいいと、

ガイドブックを読んでいたのに一瞬の隙でやられました。




若い男が「中央駅はどこですか?」と英語で尋ねてきて

丁寧に指をさして教えてあげたら、

その男が「日本人ですか?」と聞いていた。




「そうです」と答えるとすぐに、

プロレスのようなかけ技で僕の足を引っ掛けてきた。




「ふざけるな」という顔をして男を睨めつけたら

その別の男(おそらく仲間だと思う)

「まあまあ、落ち着いて」みたいに

話してきて2人は去っていった。


 

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ガイドブックで2人組みのスリのパターンとおりだったので、

とっさに財布を盗まれていないか確認してからその場から逃げた。




「危なかった〜」と安心したころにもう一度、

所持品を確認するとiPhoneが『消えた』ことに気づく。



なんどチェックしてもない。




やられた!




2人はまさにスリのプロだった。



僕が両手をポケットに入れているところを

茶化すようにかけ技をかけて手をポケットから出す。




もう一人の男がすかさず声をかけ

僕の注意を別に向ける。



その間に最初の男がポケットに手を入れて

僕のiPhoneを盗んだのだろう。


 

男たちが去った方向を追ってみるが、

完全に彼らは『消えていた』



美しく眩しいブルッセルの街が

一瞬にしてセピア色に変わる。




警察に盗難届けを出しにいった。



グラン・パレス付近にある警察署にいき

iPhoneを盗まれたと伝えると

ブルッセルのおまわりさんは

1枚の盗難届けフォームをくれた。




このフォームに記入している間、

盗難届けを出す『意味がない』ことを悟った。




10分ほどいると盗難にあった人が2組もあらわれた。



そして、僕がいた30分間で盗難の被害者は6組となった。




年配の黒人女性、 白人の若者、

アジア人のバックパッカー




黒人女性はクレジットカード、現金、

パスポートなど貴重品の入った

かばんが盗まれたなど事態は深刻そうだった。




そんな不幸な人を見ていたら、

iPhoneだけですんで本当に僕は幸せだったなと思う。





おまわりさんは機械的に僕の

『盗難届け』をパソコンに入力していく。


 

年齢、年、人相、服装などの犯人の特徴は
聞きもしない。


 


盗まれた場所と時間だけ聞かれ

後は何も聞かれなかった。



 




どのように僕のiPhoneが盗まれたのかは、

彼の想像の世界でストーリが作成された。



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歴史誇る香りがあふれるブルッセルの街。

美しく『輝かしい』街並みである一方で

スリという犯罪が横行する

『暗い』現実を見せつけられた。






盗難にあわなかった人は

その『暗い』現実を気づくことなく

「美しい街、ブルッセル」で終っていたでしょう。


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私たちが見る現実の世界はほんの一部しか見ていない。




たまたま2人組みの男がiPhoneを盗んでくれたことで

1日に数百人の盗難被害をだしているという

ブルッセルの別の世界を見せてくれました。




超現実(Surreal)なブルッセルを見ることができました ^ ^ !



 

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posted by 小崎壮平 at 14:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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