2013年03月14日

EUの信用収縮はこれから... ヨーロッパの経済状況はアメリカより悪い?

アメリカとEUの総信用残高 対GDP比
20130313_EUとアメリカの総信用残高(対GDP比).png
Business Insider

上のグラフは、アメリカ(黒線)とEU(グレー線)の対GDP比の総信用残高の推移グラフですが、EU圏では全く信用収縮が起きていない。 これは少々、驚いた。


以前、アメリカの信用収縮についてお伝えしましたが、アメリカの総債務は2009年に対GDP比で390%だったのが、政府が借金を増加させた一方で民間、家計、金融機関の債務残高が減少し2012年には340%まで信用収縮がおきました。

しかし、EUでは2009年から信用収縮が起きず、むしろ借金は増加している。政府借金は対GDP比で増加しているなか、想像するに金融機関、民間、家計の債務が減っていないことになる。

アメリカでは住宅価格の下落と不況の煽りにより、多くの人が個人破産した。 つまり、住宅ローンやクレジットカードがデフォルトしたことで債務残高が減った。

これがヨーロッパで信用収縮が起きていないということは、家計の債務がそのまま「生かされている」可能性があり、金融機関は大量の不良債権を処理できていない可能性がある。

EUの信用収縮がこれからとなると、ヨーロッパの経済状況は、アメリカより悪いかもしれない。


★1日1回応援クリックしていただけると嬉しいです。

 人気ブログランキング


posted by 小崎壮平 at 10:27| 政府債務問題・ヨーロッパ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
FaceBookのアカウントをお持ちの方は上のコメント欄より直接コメントを書き込めます。
ご意見・ご感想はこちらのフォームより直接小崎までお送りください。
E-Mail ※
お名前(ニックネーム可)
ご意見・ご感想
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。