2013年04月10日

NY株式最高値の裏側、アメリカの「貧乏人は死ね」社会

アメリカ国内重視 VS 国外重視の企業収益予想 推移
20130409_米国企業と米国外企業のEPS見込み.png
Business Insider

アメリカのニューヨーク株式市場は最高値を更新、 なぜアメリカの企業が買われているかというと企業収益が伸びているからです。

この経済環境下の中でもアメリカの企業業績が回復しているのはアメリカ企業は本当に底力がある。

上のグラフはアメリカ国内で売上を100%占める企業(米国内重視企業)とアメリカ国外の売上が平均60%占める米国企業の収益(EPS予想)の推移となります。

米国内で売り上げる企業の収益は上昇(青)しているのに対して、アメリカ国外重視企業は2011年中旬から減速傾向(赤)にあります。

ヨーロッパの経済減速などで影響を受けることがわかりますが、なぜアメリカ国内の収益は増加傾向にあるのでしょうか?


次にグラフをみれば、アメリカ企業の収益改善の要因はたった一つによるものです。

アメリカ企業のコストの内訳
20130409_米国非金融機関のコスト推移.gif
Business Insider

それは「労働賃金」のカットです。

2000年から労働賃金の割合が減少し、2005年から住宅バブルによる好景気で労働賃金は上昇した。しかし、2008年の金融危機で労働賃金は劇的にカットされ、企業収益が改善しているにもかかわらず賃金上昇はほとんど見られない。

これが企業収益(株式市場)は上昇しているにもかかわらず、アメリカでは貧困層が急増している理由だ。

アメリカには貧困層5000万人いて、子供の5人に1人は貧困層となっています。この超格差社会となっているにもかかわらず、富裕層への増税は共和党の反対によってできない。

そのかわりに社会福祉費用は削減され、貧困層への援助は切り詰められる。行き場所もない貧乏人は排除され、アメリカは「貧乏人は死ね」社会となっています。

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posted by 小崎壮平 at 12:26| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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