2011年07月14日

『借金大魔王』となるアメリカ


政府債務と民間債務残高推移
20110713_米政府債務と民間債務残高推移.png
Source: Business Insider

上のグラフは政府債務残高(赤)と民間債務残高(青)の推移グラフです。 今のアメリカ経済を語るうえで最も分かりやすいグラフだと思いました。

2000年のネットバブル崩壊後、金融緩和により貧困層向けのサブプライムローンを中心に住宅ローン融資が拡大。その結果民間債務残高が急激に増加しました。

それが2007年にサブプライム関連債券の焦げ付きによってベアースターンズ、リーマンブラザーズ、メリルリンチなどの大手証券会社とワコービア、ワシントンミューチュアルの大手銀行が破綻危機を向かえ、2008年から民間債務が急激に減りました(レバレッジ解消)。

そして、代わりに融資を拡大したのが、政府部門。政府が大量の国債を発行し8000億ドルもの景気刺激策を行いましたが、その結果は効果なし。
続きを読む
posted by 小崎壮平 at 11:14| 米財政・国債・ドル・デフレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月12日

共和党の大統領候補 「アメリカは破綻すべき」




共和党の大統領候補の指名争いに立候補したロン・ポール下院議員はアメリカが破綻すべきと考えている。

アイオワ州のラジオ番組でのインタビューでホール氏は、「もし国家破綻がギリシャの解決策であれば、アメリカにとっても破綻は解決策になるのでは?」と聞かれ、ポール氏は「全くその通りだ」と回答した。
続きを読む
posted by 小崎壮平 at 12:22| 米財政・国債・ドル・デフレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月11日

不況終了宣言後のアメリカ『景気回復』の実態

景気後退終了後の企業収益変化
20110710_景気後退終了後の企業収益変化.png

アメリカ政府は、世界大恐慌以来最悪の不況から抜け出したと宣言したのは2009年6月。あれから2年が経っているが、庶民の暮らしは景気が改善したとは到底思えない。

ウォールストリートジャーナルに、戦後の不況終了宣言後で『最良』回復(オレンジ線)、『最悪』回復(青線)、そして『平均』回復(黄色線)と、『現在』回復(黒線)を比較したグラフが紹介されていた。

戦後不況からの『最良』『最悪』回復を比較すると、2009年6月以来の『現在』回復の実態と特徴が見えてみる。
続きを読む
posted by 小崎壮平 at 02:12| 米財政・国債・ドル・デフレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月09日

第45代大統領就任後、アメリカ経済はメルトダウンする?




CNBCのインタビューでニューヨーク大学のルービニ教授はこう答えた。

■ 2011年の後半は、前半よりも若干よくなる
■ 2012年に巨大な財政問題が起きる
■ 『完璧な嵐』が2013年にやってくる。 なぜなら誰もが缶を道に蹴り落とすからだ。
ギリシャは缶を蹴り落とす。アメリカの財政は大統領選挙後に蹴り落とされるだろう。
Source: Business Insider


どうやらルービニ教授は今後のアメリカの経済は大統領選挙がキーになるとみている。

続きを読む
posted by 小崎壮平 at 10:24| 米財政・国債・ドル・デフレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月05日

74回引き上げられた米連邦債務上限の『歴史』


米連邦債務上限の階段

Source: Business Insider

アメリカの債務には公的債務(Publicly Held Debt)と政府内部債務(Intra-Governmental Debt)の2種類ある。

公的債務(Publicly Held Debt): 個人、法人、外国政府などの投資家によって保有されている総連邦債務。 6月24日現在、公的債務残高は9.74兆ドル

政府内部債務(Intra-Governmental Debt): 財務省が連邦政府に対して支払い義務のある債務。そのほとんどは年金基金への支払い義務。 6月24日現在、政府内部債務残高は4.61兆ドル

総債務 = 公的債務 + 政府内部債務 = 14.29兆ドル(5月16日現在)

上のグラフをみても、公的債務も政府内部債務もどちらも増え続けている。ただし、将来の社会保障の支払い義務を含めると、総債務は62兆ドルとも言われている。
続きを読む
posted by 小崎壮平 at 05:32| 米財政・国債・ドル・デフレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月04日

ミネソタ州 予算合意できず州政府閉鎖





米ミネソタ州9 件で1日、州政府機関が6年ぶりに閉鎖に追い込まれた。州議会は予算合意に向け審議を続けていたが、1日午前0時の期限までに合意に至らなかったためだ。

ミネソタ州知事と共和党側双方の主張の違いは下記のとおり。
続きを読む
posted by 小崎壮平 at 01:04| 米財政・国債・ドル・デフレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月01日

米債務上限引き上げ問題 8月2日『Xデー』のシナリオ

米財務省 現金残高 4月29日からXデーまで
20110630_米財務省現金残高 Xデー.png
Source: Bipartisanpolicy.org

アメリカでは債務上限引き上げについてオバマ政権と共和党との間で、ぎりぎりの交渉が行われています。 ガイトナー米財務長官は、議会が連邦債務の法定上限を引き上げなければ、米経済にとって「想像を絶する打撃」となると述べているとおり、かなり切羽詰っています。

BipartisanPolicyによると見積もったXデーといわれるまでの財務省の現金残高の実績と見込みです。歳出と税収入にぶれを計算しても、8月2日から9日がXデーになるということです。

このままでは、8月に現金が枯渇。8月のキャッシュフローをみても、現金収入が支出の半分しかなく、債務上限が引き上げられなければ、急激な連邦政府の歳出4割削減を要し、経済崩壊すると予測されています。
続きを読む
posted by 小崎壮平 at 12:09| 米財政・国債・ドル・デフレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月28日

金持ち父さん貧乏父さん」ロバート・キヨサキ氏『世界恐慌』を警鐘



世界で2600万部の大ベストセラー「金持ち父さん貧乏父さん」の著者で資産家でもあるロバート・キヨサキ氏は、「経済崩壊が起きる」と警告している。

しかも、「大恐慌か、ハイパーインフレーション」「戦争が起きる」、「クレジットカードが使用できなくなる」、「世界がシャットダウンする」など、かなり破局的な世界を予測している。僕個人が、内容に同意するかは別として、その発言内容を紹介します。
続きを読む
posted by 小崎壮平 at 09:51| 米財政・国債・ドル・デフレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月26日

量的金融緩和第2弾(QE2)とティファニーの関係

2010年8月 「QE2実施」発表後の株価・石油・ドル値動き
20110625 2010年8月 QE2実施の発表後の株価・石油・ドル.png
Source: WSJ

量的緩和第2弾「QE2」と呼ばれる米長期国債の買い入れを6月末で終了します。バーナンキ議長は米長期金利の低下米株式相場の押し上げに効果があったとの認識を示している。

上のグラフをみれば、2010年8月にバーナンキ議長がQE2の実施を発表した後のS&P500株価(青線)と石油価格(赤線)は上昇し、デフレ懸念が後退した。
続きを読む
posted by 小崎壮平 at 04:38| 米財政・国債・ドル・デフレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月20日

アメリカを『売る』ロシア

ロシアによる米国債保有額推移 2010年6月-2011年4月
Source: Zero Hedge

WSJによると、ロシアのメドベージェフ大統領の経済顧問であるDvokovich氏は「これまで今後も米国債保有の割合を引き下げてきたし、今後も減少するだろう」と発言してしたそうだ。

ロシアの米国債保有額は2010年10月の1763億ドルから2011年4月の1254億ドルまで減らしている(上グラフ参照)
続きを読む
posted by 小崎壮平 at 11:23| 米財政・国債・ドル・デフレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
FaceBookのアカウントをお持ちの方は上のコメント欄より直接コメントを書き込めます。
ご意見・ご感想はこちらのフォームより直接小崎までお送りください。
E-Mail ※
お名前(ニックネーム可)
ご意見・ご感想
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。