2012年12月06日

仕事がないアメリカ人若者、戦後最悪の就職氷河期




アメリカの若者に仕事がない。 仕事にありつける16歳から24歳の若者は約半分で、戦後最悪の就業率となっています。 また、10代のティーネージャーに限れば、4人に1人しか仕事がない(2000年は46%が就業)

40年前には、高校を中退した若者でも、地元工場で仕事があった。 20年前には工場が国内が空洞化(工場の海外移転)したとしても、若者には地元の小売店やレストランで仕事があった。そして2000年以降は住宅バブルによって、建設業でキャリアーを伸ばすことができた。

金融危機以降、数百万人が失業し数少ない求人に殺到している今、学歴のないアメリカの若者は職を得ることができなくなっている。

大卒でも2人に1人が仕事がない雇用環境。 今の若者は本当に厳しい就職氷河期を経験しています。

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posted by 小崎壮平 at 15:29| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月05日

世界大恐慌(1929年)と金融大不況(2008年)の雇用回復の比較

不況別の雇用回復グラフ
2008年金融不況と1929年の世界大恐慌の雇用回復グラフ.gif
Zero Hedge

2008年の金融大不況は戦後最悪の大不況と呼ばれています。 そのわけは非農業部門雇用が全く回復しません。

世界大恐慌(紫船)の雇用は8年という歳月で回復。 2008年の金融大不況はリーマンショックから5年がたちましたが、現在の雇用環境は上のグラフをみても今の悲惨さがよくわかります。

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posted by 小崎壮平 at 16:59| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月03日

ヨーロッパ各国の失業率でみる南北格差



ヨーロッパ各国の公式&実質失業率
20121103_ヨーロッパ各国の失業率.gif
Economist

上はヨーロッパ各国の失業率(水色)と就業できる非労働人口をあわせた実質失業率(青色)のグラフになります。

失業率には仕事を探していないければ非労働人口として失業者として数えられない。 それはどの国でもそうで、アメリカの10月失業率は7.9%と発表されましたが仕事探しをしない失業者を含めると、その数はもっと多い。

ヨーロッパでは、スペインの失業率は破綻危機にあったギリシャより高い。スペインは10人に3人が実質失業している状態。 今後は緊縮財政の方向となるので、経済収縮によって失業者がもっと溢れるようになる。

実質失業率のワースト5は、スペイン、ギリシャ、イタリア、ポルトガル、そしてスイス。そして、ユーロ圏の北部にあるドイツ、フランス、オランダの失業率は低い。 雇用環境の南北格差となっていることがはっきり教えてくれる図だ。
posted by 小崎壮平 at 07:34| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月10日

求職者が増える65歳以上のアメリカ老人

65歳以上の労働力人口率 (12ヶ月移動平均)

Real Time Economics

メリカの9月失業率は7.8%と大幅に改善しましたが、その原因は労働力人口が減少したからです。 これは仕事が見つからないので失業者が仕事探しをやめた(=非労働力人口の増加)ことになります。

しかし、興味深いのは65歳以上のグループでは労働力人口の割合は増加しています(上グラフ参照)
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posted by 小崎壮平 at 10:13| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月04日

失業率、改善するアメリカと悪化するEU圏 その違いとは?

アメリカとEUの失業率比較
20120903_アメリカとEUの失業率比較.png
The Big Picture

アメリカとEUの失業率を比較すると、2010年以降アメリカの失業率(緑)が低下し、ユーロ圏の失業率(青)は上昇しています。

EU圏ではPIIGSといわれるソブリン債の破綻危機があったため政府債務を縮小による、緊縮財政を取っているためです。

一方、アメリカでは。。。
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posted by 小崎壮平 at 15:00| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月17日

公務員解雇で民間75万人の解雇に相当、政府破綻による経済打撃とは?

不況別 景気回復の公務員雇用変化
20120716_不況別 景気回復の公務員雇用変化.gif
Think Progress

先日、全米史上1・2番目に最悪の市自治体の財政破綻が2週間以内に起きたのは記憶に新しいと思いますが、大規模な地方自治体の財政破綻はまだ始まりに過ぎません。

地方の財源がなくなると、公務員のレイオフ(解雇)が行われてきます。上のグラフは1990年と2001年、そして2007年の不況終了後の公務員雇用変化を表しています。

今回と過去の決定的な違いは、90年と01年では不況前後で公務員雇用は増加していましたが、今回では不況終了後に公務員雇用が減少してます。
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posted by 小崎壮平 at 13:23| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月09日

先進国と新興国の失業率でみる勝ち組み負け組み

先進国と新興国の失業率推移グラフ
20120708_先進国と新興国の失業率推移グラフ.png
BIS

上のグラフは先進国(11カ国)と新興国(14カ国)の失業率推移グラフです。 リーマンショック前の2007年末まではどちらとも雇用環境は改善していました。

しかし、2008年以降先進国は失業率高止まりしているのに対して、新興国は2010年以降は雇用は改善しています。

先進国の雇用は安い労働力の新興国に移動。これまで住宅産業の肉体労働や製造業の単純労働やをしてきた先進国の労働者に仕事がないという事態はこのグラフから推測できます。

*先進国11カ国 Australia, Canada, France, Germany, Ireland, Italy, Japan, Spain, Switzerland, the United Kingdom and the United States.

**新興国 14カ国 Brazil, China, Chinese Taipei, the Czech Republic (since April 2004), Hong Kong SAR, Hungary, India,Indonesia, Korea, Malaysia, Mexico, the Philippines, Poland and Singapore.


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posted by 小崎壮平 at 12:41| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月07日

米失業者は減少、身障無職者が増加?そのワケとは?


失業者と身体障害の無職者

EconompicData


米労働省が発表した6月の雇用統計によると、非農業部門の雇用者数は前月比8万人増と、増加幅が3カ月連続で10万人の大台を割りました。 雇用者数が10万人増加しないと健全な雇用環境の回復といえないといわれていり、3ヶ月連続の10万人切れは、米経済を取り巻く環境は厳しさを物語っています。

上のグラフはとても興味深いです。 失業者数(青)と身体障害による無職者(赤)の推移グラフです。失業者数は減っていますがが、代わりに身体障害者の無職者(赤)は増えています。

EconompicDataは失業保険の給付期間が切れてしまったことで、政府補助金(給付金)を狙うため身体障害者として申請する人が増えているのではないかと推測。

雇用データだけではみえてこないアメリカ社会が反映しているかもしれません。

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posted by 小崎壮平 at 08:10| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月28日

急上昇するEU圏の若者失業者

EU圏の若年層失業率推移グラフ
20120527_EU_若年層失業率推移グラフ.png
Business Insider

上のグラフはEU圏の25歳以下の若年層失業率推移ですが、ドイツ以外の国は失業率20%を超えています。

若年層失業率
50%以上: スペイン、ギリシャ
30%以上: ポルトガル、アイルランド、イタリア
20%以上: イギリス、フランス
10%以下: ドイツ

EU圏の弱小国は緊縮財政により経済縮小は避けられず、仕事が全くない若者達の苛立ちは募るばかりです。


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posted by 小崎壮平 at 15:20| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月07日

アメリカより就業率が低い国々...

アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリアの労働力率
20120506_労働力率‘.png
TPM

前回アメリカの就業率が30年ぶりに最低水準との記事を書きましたが、イギリス、ドイツ、フランス、イタリアの就業率はアメリカよりも低いことが分かります(上のグラフ参照)

アメリカよりもヨーロッパの方が引退する、学生が働かないなどの国々の文化や政策が労働参加率に影響していると考えられます。

ただ、50%以下の就業率と極端に低いイタリアは、みんな何をしているのだろうって気になりますが。。。


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posted by 小崎壮平 at 13:40| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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