2011年09月04日

戦後最悪の雇用環境を物語る恐ろしいグラフ


戦後不景気 別 ピークからの雇用減少率グラフ
Source: Business Insider

2日発表された米雇用統計によると、8月の雇用者数の伸びはほぼ1年ぶりにゼロとなった。この結果、リセッション(景気後退)に逆戻りする確率は高まり、オバマ政権と連邦準備理事会(FRB)は瀕死状態にある労働市場活性化に向けて対応を迫られている。(WSJ

上のグラフの赤線(2007年以降)を見れば、失った雇用にたして全く雇用者数が回復していない(失業のまま)ことが分かります。戦後最悪の労働市場であることは一目瞭然。


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posted by 小崎壮平 at 05:58| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月10日

米失業率9.2%に悪化 景気対策で効果なしオバマ大統領ピンチ?


オバマ政権発足時の失業率見込み(2009年)と実績
Source: Business Insider

アメリカの6月雇用統計によると、失業率は9.2%と、3カ月連続で上昇、非農業部門就業者数も1万8000人しか増えておらず(市場予想 10万人増)と、アメリカの景気が急ブレーキとなっています。

上のグラフは2009年オバマ政権発足時、景気刺激策のした場合(青線)と実施しない場合(うすい青線)の失業率予測だった。そして、失業率の実績(赤点)は、オバマ政権が当初見込んだ景気刺激を実施しないケースを超えてしまっている非常事態となっています。
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posted by 小崎壮平 at 08:19| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月04日

米失業者 + 非労働力人口 = 1億人!

戦後不況別 就業者減少推移

Calculated Risk


アメリカの5月の失業率は9.1%に上昇、失業者は1398万人に増加。非農業部門の雇用者数は前月比5万4000人増加と、エコノミストの予想の16万人増を大幅に下回った。(ウォールストリートジャーナル

半年以上職がない失業者:620万人

就業せず労働意思のない非労働力人口:8650万人

失業者 + 非労働力人口: 1億48万人

BLS


米失業者の約2人に1人(44%) が半年以上職がない長期失業者となっています。

上のグラフの「戦後不況別 就業者減少推移をみても、他の不況の雇用回復状況を比べても、今回の不況は明らかに違う。

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posted by 小崎壮平 at 09:48| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月09日

アメリカ「雇用回復」の実態

非農業部門の雇用者数増減推移グラフ
20110508_2011年4月米雇用統計_非農業部門雇用者数増減推移グラフ.png
Source: WSJ

米労働省が6日発表した4月の雇用統計によると、非農業部門の雇用者数は前月比24万4000人増加した。ただし、家計調査に基づく米失業率は3月の8.8%から4月には9%に上昇し、5カ月ぶりの悪化となった。(ウォールストリートジャーナル

非農業部門の雇用者数の増加は、徐々に民間が雇用が増えていることが分かる。これはグッドニュース。しかし、業種別に雇用増減を見てみるとアメリカの雇用環境の実態が見えてくる。
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posted by 小崎壮平 at 13:04| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月04日

失業保険給付できない米失業者550万人の「痛い」現実

失業保険の受給者と非受給失業者の推移
20110503_失業保険 受給者と非受給者の失業者推移グラフ.png
Source: The Real Time Economics

2011年3月に失業保険給付を受けていた米失業者は850万人。前年の1150万人から26%減少した(上グラフ 緑線)逆に、おそよ550万人が給付を受けてない失業者となる(上グラフ:赤線)。

以前に指摘したとおり、99週の失業保険の受給期間が過ぎたことで、失業保険を失った失業者が増えているのは明らかだ。
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2011年03月06日

悪くない2月の米雇用統計

米失業率と労働参加率グラフ
20110305_2011年2月米失業率と労働力参加率グラフ.gif
Source: WSJ

米労働省が4日発表した2月の雇用統計によると、景気動向を反映する非農業部門の就業者数は前月より19万2千人増え、5カ月連続の増加となった。これにより失業率は8.9%と前月より0.1ポイント改善し、2009年4月以来1年10カ月ぶりに8%台に下がった。(朝日新聞

2月の雇用統計を見ると、労働参加率は変化なしなので、たしかに雇用環境は「改善」しているとみていいでしょう。
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posted by 小崎壮平 at 04:44| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月06日

雇用環境が改善していない5つの訳



米労働省が4日発表した1月の雇用統計(速報値)によると、失業率は9・0%と前月比で0・4ポイントの低下となった。09年4月(8・9%)以来1年9カ月ぶりの低い水準で、2カ月連続の改善。市場予想(9・5%)を大きく下回った上、前月に続く0・4ポイントの大幅低下で、米雇用市場の着実な回復ぶりを裏付けた

Source:毎日新聞

失業率が大幅低下しただけで、単純に「雇用環境の回復」いっているのは大きな勘違いだ。
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posted by 小崎壮平 at 13:07| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月10日

米失業率「大幅改善」の隠された秘密


Source:Calculated Risk

米労働省が発表した2010年12月の雇用統計によると、失業率は9・4%で、前月比0.4ポイントと大幅に改善した。改善は六カ月ぶりで、2009九年5月以来1年7カ月ぶりの低水準となり、雇用回復の兆しが出てきた。景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比10万3000人増と3カ月連続で増えた。

Source: 東京新聞

12月の失業率は「大幅改善」、「雇用回復の兆し」と報道されていますが、この失業率大幅改善はちょっとしたトリックが隠されています。

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posted by 小崎壮平 at 13:29| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月16日

アメリカ戦後最悪の雇用環境の実態とは?



上のグラフは、戦後の不況別のピークから雇用減少数をグラフにしたものです。下にいけばいくほど、雇用数が大きく減少したことになりますし、横軸はピークから回復するまでの月間数で、横に長くなるほど雇用が回復していないことになります。

赤線は、2007年をピークにした雇用減少数で雇用減少は落ち着いたものの、他の不況と比べて回復が極めて遅く、まさに「戦後最悪の雇用環境」といえます。

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posted by 小崎壮平 at 14:50| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月07日

米10月雇用統計 非労働力人口 46万人増加


米労働省が5日発表した10月の雇用統計によると、非農業部門の雇用者数(季節調整済み)は前月に比べ15万1000人増えた。前月比でのプラスは5月以来5カ月ぶり。民間部門の雇用者数は前月比15万9000人増で、4月以来のプラス幅となった。失業率は9.6%で前月と変わらず、雇用情勢は依然として厳しい情勢にある。
Source: 日経新聞

非農業部門の雇用者数15万人の増加は、「市場予想を超えた」そうでポジティブで結構なことです。

しかし、家計データ(Household Data)を見てみると、アメリカ雇用情勢はとても厳しいことがよくわかります。

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ラベル:失業率
posted by 小崎壮平 at 03:24| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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