2010年10月09日

回復しない米雇用環境

戦後不況別 就業者減少推移



米労働省が8日発表した9月の雇用統計によると、非農業部門就業者数は季節調整済みで前月比9万5000人減と4カ月連続の減少となった。国勢調査に伴う一時雇用など政府の雇用が減ったことが主因だが、民間雇用の伸びも縮小しており、労働市場の低調さが改めて鮮明になった。

上のグラフは第2次世界大戦後の不景気別の就業者減少数をグラフに表したものです。 現在雇用環境(赤線)は戦後最悪というのは言うまでもありませんが、他の不況と比べると明らかに今回の不況は雇用回復が遅れているか分かります。
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posted by 小崎壮平 at 12:22| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月23日

「就業意思がなくなる」失業者

雇用者、失業者、非労働力人口の変化 (2007年12月 → 2010年8月)
chart

Roosevelt Instituteのレポートによると、2009年のはじまりから、失業者は、職探しをするよりも、労働意思がなくなる(非労働力人口になる)傾向にあると指摘する。

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2010年09月09日

学歴と失業率の関係

学歴別の失業率と週所得

上のグラフは、上から「博士→プロフェッショナル→修士→学士→準学士→学位なしの大学終了→高卒→高校未満」別の失業率(赤)と所得(緑)の関係です。

教育レベルが高いほど、失業率は低く、収入は高い。
教育レベルが下がるほど、失業率は高く、収入は低い。

というのが明らかになっています。

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2010年08月19日

大学卒業者80%が実家に帰って暮らす

80% of last year's college graduates moved right back home with their parents after graduation

Image: ralph and jenny via Flickr


 

失業率が高いアメリカでも、大学学生に就職氷河期が襲っているようです。

2009年の大学卒業者は、80%が実家に帰り暮らしているという。2006年の63%よりかなり増加しているのがわかります。


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2010年08月03日

企業収益増は雇用にいつ反映するか?

chart of the day, corporate profits vs jobs, 2007-2010
2007年4Qを100とした求人数の変化(赤)と企業収益の変化(青)の推移。
企業収益は上がったのに、求人は下がったままです。
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2010年07月31日

アメリカ 2000年代の雇用増加 ゼロ%

Source: Washingto Post via the Big Picture

 

 

戦後、安定した雇用を創出し経済発展したアメリカは、世界の憧れの存在でした。しかし、2000年に入ってから、時代は変わりました。

 

2000年に入ってから最悪の経済不況。そして、2000年代の10年間で雇用増加率はゼロ%と、戦後最悪の雇用環境となってしまいました。

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2010年06月27日

失業保険の受給を失う130万人の失業者


Source: WSJ

増え続ける長期失業者を救済するために、失業保険の受給期間の延長する法案が、先日議会で否決されました。ウォールストリートジャーナルによると、今週末までに失業保険を受給できなくなる失業者は130万人、この2週間で200万人に増えるという。

月々1200ドルの失業保険をもらっていた200万人がなくなるということは、月々24億ドルの消費が消えます。長期失業者はもちろん、経済にも痛いかもしれません。
 
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2010年06月07日

国勢調査終了で50万人の雇用減少の見込み

5月雇用統計が発表。雇用は43万人増え、失業率9.7%に改善したのもの、内容がとても悪かった。

増えた雇用43万人のうち、10年に1度の国勢調査による臨時採用者は41万人と、増えた雇用のほとんどを占めていたのです。

1990、2000、2010年の国勢調査による臨時雇用増減

過去2回の国政調査をみても、5月に臨時雇用が増え、6月以降はマイナスの雇用となっています。

そのため、来月以降には50万人の雇用を失うことが推測されます。


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posted by 小崎壮平 at 09:21| Comment(0) | 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月01日

戦後最悪の雇用環境グラフ

ミネアポリス連銀による、戦後10つの不景気の雇用変化グラフ

Source: Federal Reserve Bank of Minneapolis

上の表は、戦後10の景気後退で、各月の雇用変化の減少幅で大(Harshest)、中(Median)、小(Mildest)をピックアップしたもの。
各景気後退の最悪月をとっても、現在の不景気での雇用変化大幅(Current)に下回っています。

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posted by 小崎壮平 at 09:25| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月20日

米賃金は下落傾向

アメリカの賃金動向指標(WPI:Wage Trend Indicator)は、2010年1Qに94.14ポイント前四半期より0.28ポイント下げました。同統計の集計をはじめた1976年(初期値100)で、過去最低の記録となりました。

賃金トレンドと賃金実績.jpg
Source: Daily Finance

WPIは、インフレ予想のための指標としてデザインされたもので、6ヶ月〜9ヶ月先の賃金動向を予想しているもの。

上の表をみてもWPI(赤)と賃金実績(青)をみても、現在の数字は大きくかけ離れています。

つまり、(1)2010年の賃金上昇は見込めない、
また、(2)2010年はまだデフレ警戒が必要か?

posted by 小崎壮平 at 14:35| 失業率・雇用環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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