2010年06月02日

借金でお金ができる「信用」の仕組み

debttogdp3.png
2008年3月現在でアメリカの債務はGDPの3.5倍を超えています。
1920年代の大恐慌前のバブルでさえ、債務はGDPので2.6倍ですので、今日の経済がいかに借金にたよっていたことがよくわかります。

このグラフを見ると、1980年代から急激に信用が拡大しています。その時代を振り返ってみると:

1980年代:金融規制緩和の始まり。ベルリンの壁崩壊で冷戦終了。資本主義経済が一気に拡大し、グローバル化へ。
1990年代:インターネット ITバブル
2000年:ITバブル崩壊。
2001年: 低金利により住宅不動産バブルへ。
2004年:レバレッジ比率規制緩和で投資銀行のレバレッジ比率30倍まで拡大。2
2007年:住宅バブル崩壊。


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posted by 小崎壮平 at 03:43| Comment(1) | 金融闇権力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月12日

ゴールドマンサックス 2010年1Q デイトレ63勝0敗



上の表は2010年第1四半期 ゴールドマンサックスのデイトレーディングの損益(横軸)と、損益別の日数(縦軸)です。

ゴールドマンサックスは、63日間のデイトレーディングで損失をあげた日は0。(つまり無敗)
デイトレーディング、63戦全勝という驚異的な結果。
しかも、1日に1億ドル以上の利益を上げた日は、5割以上の35日。

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posted by 小崎壮平 at 14:06| Comment(1) | 金融闇権力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月24日

SEC:ゴールドマン詐欺立証は困難?


SECによる、ゴールドマンサックスの証券詐欺の訴追で、「詐欺」立証は困難との声があがっています。

ポイントは、前回紹介したゴールドマン反論を紹介した3の部分です。

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posted by 小崎壮平 at 03:27| 金融闇権力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月18日

ゴールドマンサックス詐欺手法 自動車販売に喩えると?

042410 ゴールドマンサックス&ポールソン2.gifウォールストリートでもっとも優れた金融機関とされるゴールドマンサックス(以下「ゴールドマン」)が詐欺の疑いでアメリカ政府に訴追される意味というのは、ものすごく大きいです。

 もちろん、SECが勝てばの話ですが、もしSECの主張どおり「意図的」な欠陥金融商品の販売が立証されることになると、これは金融の歴史でみても、スキャンダルとして記憶に残るでしょう。 

米証券取引委員会(以下「SEC」)が主張するゴールドマンの詐欺内容とは、いったいどんな取引だったのでしょう。サブプライム担保証券(以下「サブプライムCDO」)を車に喩えて説明してみたいと思います。

 この事件を一言で表すと、ヘッジファンドのポールソンアンドコープ(以下「ポールソンファンド」)とゴールドマンサックス(以下「ゴールドマン」)が、意図的に事故にあう欠陥自動車を設計・生産し、それを隠して良質な自動車として販売、さらにその欠陥自動車に損害保険を掛けて、事故に合わせてから保険金を稼いで儲けようという話なのです。


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posted by 小崎壮平 at 14:18| 金融闇権力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月17日

ゴールドマンサックス 10億ドルの詐欺手法とは?

とうとう、米証券取引委員会(SEC)が、ゴールドマンサックスを詐欺の疑いで訴追しました。
ゴールドマンサックスとその責任者(FABRICE TOURRE)はサブプライム担保証券
(ABACUS 2007-ACl 以下「CDO」)を焦げ付きリスクの高いと知りながら
情報を公開せずに販売していたとされています。

米SEC、サブプライム関連でゴールドマン・サックスを告発ー詐欺行為を追及


これにより、金融業界の汚い側面が明らかになり、以前書いた
ゴールドマンサックスの巨額詐欺利益の記事につながる、
すごい内容となっています。

通常メディアの報道ではわかりずらいので、SECの訴状を読んでみると
詐欺手法が明らかになっているので、是非読んでもらいたいと思います。


SECの訴状によれば、ことの発端は、
サブプライムローン業界に陰りがみえはじめた2006年末。

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posted by 小崎壮平 at 14:38| 金融闇権力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月06日

アメリカを支配するゴールドマンサックス


合法的なギリシャ債務隠しに加担したゴールドマンサックスへの批判が、今まで以上に高まっています.

こちらのビデオは、ゴールドマンサックス批判の総集編という感じで、とても良くまとまっています。
ぜひご覧ください。


2009年07月20日 金融の闇権力者ゴールドマンサックス史上最高益を考える
2009年07月21日 闇権力者 政府支配するゴールドマンサックス人脈
2009年10月23日 ゴールドマンサックス 100億ドルの巨額詐欺利益


クリントン政権のロバート・ルービン財務長官、そしてブッシュ政権のポールソン財務長官はやっぱりキーパーソンですね。
その他、政府を支配するゴールドマンサックス人脈はすごいものです。
posted by 小崎壮平 at 14:50| 金融闇権力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月16日

ゴールドマンサックス ギリシャ債務隠しに加担

housing bubble
ゴールマンサックスにとって、またもバッドニュース.

米紙ニューヨーク・タイムズは15日までに米金融大手ゴールドマン・サックス(GS)が金融取引を通じて、ギリシャの債務隠しに加担していたと報じた。将来の空港税や宝くじ収入を担保に、GSは数十億ドル(数千億円)の資金を提供、ギリシャは同資金を融資ではなく為替取引として計上したため債務総額が不明瞭(めいりょう)になったと同紙は伝えている。
報道によると、ギリシャは2000年に将来の宝くじ収入を、01年には将来の空港税収入をそれぞれGSに引き渡すことを約束し、見返りに多額の現金を受け取った。資金はその年の財政赤字を補てんするのに使われ、GSは01年の取引だけで約3億ドルの手数料を手にしたという。
Source: 日経ネット 

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posted by 小崎壮平 at 02:30| 金融闇権力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月10日

NY連銀 AIGへの口止めEメール

昨日の記事で、読者からEメールの情報をもらいました.ありがとうございます.
Eメールは、NY連銀の弁護士とおもわれるPullian JoelとAIG担当のKathleen Shannonとの臨時報告書(フォーム8K)にかかわるやり取り.その修正を行った文書の一部がこちらです.
010809 NY連銀によるAIGへの口止め Email.gif
画像をクリックすれば僕のコメントが見れます

全部のEメールコミュニケーションはこちらをクリック

2008年12月23日
NY連銀弁護士→AIG担当: 8Kドラフトを要求
AIG担当 → NY連銀弁護士: 8Kドラフト提出
NY弁護士→AIG担当:8Kドラフト修正


基本的に、NY連銀がかかわっていることは触れちゃ困るよ!と言っているようなものです.


臨時報告書(フォーム8K)とは、SEC(証券取引委員会)に提出され、市場に与える影響が大きい、株主が知るべき重要情報を公表するための文書です.

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posted by 小崎壮平 at 00:10| 金融闇権力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月08日

ガイトナーのNY連銀 AIGのCDS満額払いで口止め

2008年9月、金融危機でAIGが実質破綻した際、AIGのクレジットスワップ(CDS 破綻保険)620億ドルを取引相手(カウンターパーティ)に100%支払った問題については、当ブログで何度も取り上げました.

金融の闇権力者ゴールドマンサックス史上最高益を考える

実質破綻したAIG側がゴールドマンサックスを含む金融機関にクレジットデフォルトスワップ(CDS)の40%の支払い減額交渉していました.しかし、AIGに代わって交渉を引き継いだニューヨーク連銀(以下NY連銀)が金融機関と交渉したら、たったの1週間で満額(100%)払いを決定したこと.破綻企業の債権は1ドルに対して50〜70セントが妥当で、AIGの払いすぎているのではないか、というのが問題のポイントです.

今回は、当時ガイトナー総長(現財務長官)のNY連銀が、この取引に関してAIGに口止めをしていたということが分かりました.

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posted by 小崎壮平 at 08:51| 金融闇権力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月28日

AIGのCDS満額払い ニューヨーク連銀が100%関与

2008年9月、金融危機でAIGが実質破綻した際、
AIGのクレジットスワップ(CDS 破綻保険)
620億ドルを取引相手(カウンターパーティ)
に100%支払った問題.

詳しくは、
の「AIGによる間接救済」をご参照.

どうやらニューヨーク連銀がAIGに満額払いに関して
100%関与していたことがわかりました.

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posted by 小崎壮平 at 21:54| 金融闇権力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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